聞かれたらわかるまでくり返し同じ事を答えれば良いのですが、ついつい感情が入ってしまうものです。
こんなときの子どもの視点は、
「前に聞いたような気がするけど、また聞いたら怒れるかも・・・」と勉強以外のところで悩んでいます。
これでは理想的な学習はできませんし、ケンカで親子関係を悪くしたくないものです。
ここでは、子供が同じ質問を繰り返さない方法について触れます。
「インプット学習」だけではなく、「アウトプット学習」を実践してみてください
インプット学習とは「人から聞いて学習する」ことです。
しかし、インプットしただけでは、自分で考えて理解しているわけではありませんから、
意味を完全に理解するところまでには至っていません。
だから、何度も同じ質問を繰り返してしまうのです。
一方、
アウトプット学習とは「聞いたことをくり返し実践する学習方法」です。
聞いたことを参考にし、沢山の例題を何度も何度も解く。ノートにびっちり。
考えないとノートに回答を書くことはできません。
自分で考えて何度も何度もアウトプットするのです。
子供のタイプによって苦手なポイントは偏りと傾向がありますので、
苦手なことを繰り返しアウトプットすることで、苦手傾向そのものを克服することもできます。
自立学習が身に付いた子供は、このアウトプット学習を必ず行っています。
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